0歳〜

1歳〜

2歳〜

3歳〜

4歳〜

5歳〜


にじぐみ(0歳〜)のおへやと子どもの姿

「食事・睡眠・排泄・着脱」といった育児面は担当制を導入、特定の大人との関わりを大切に、一日(24時間)の生活リズムを視野に入れ、基本的な信頼関係を作り、一人ひとりの個性を大切にしながら保育をすすめています。また、月齢や発達を考慮し、子どもの興味に適した玩具や保育者とのふれ合い遊び等を通して運動発達を刺激し、模倣活動が活発になるよう配慮しています。さらに、言葉やリズムの発達を促すために笑顔でのことばがけ、わらべうた等も日常の生活の中で丁寧に行っています。情緒的な絆も深まり、小グループの中で個々が気持ちよく過ごせるようにしていき、食事も離乳食から乳児食へ徐々に移行します。



ほしぐみ(1歳〜)のおへやと子どもの姿

 育児面では0歳児に引き続いて担当制を導入し、個々の成長発達に寄り添った関わりを大切にし、主体的にやろうとする気持ちを育んでいます。

探索活動も盛んになり、歩行や言葉の獲得に向けて、急速に発達する時期ですが、それだけに一人ひとりの思いが強くなるので、自分の思い通りにいかない事も経験していきます。自我の芽生えと自立心を育む時期であることを理解し、一人ひとりの思いを受け止めながら、さりげなく援助し豊かな遊びへと展開できるよう援助しています。模倣活動が活発となり、お友達と簡単なおままごと遊びなども楽しむようになります。




そらぐみ(2歳〜)のおへやと子どもの姿

心身ともにめざましい発育・発達を示す時期なので、日々の保育の中で個々の思いを読み取りながら丁寧な対応を心がけ、少人数の仲間と一緒に遊ぶ楽しさをたくさん体験できるように環境を整えています。話し言葉の基礎ができて知的興味や関心も高まってくる時期です。また、大人の行動を真似たり、日常生活で体験したことを再現する時期など、子どもの基本的な運動機能の発達と共に「食事・睡眠・排泄・着脱」等がほぼ自立するので、タイミングを見計らって担当制を外します。





もりぐみ(3歳〜)のおへやと子どもの姿

集団生活の中で友だちと一緒に行動することに喜びを見出す反面、人間関係の葛藤に悩む時期でもある為、自我がはっきりしていても、上手く表現できないところを優しく受け止め、友だちや人の存在をしっかり意識できるよう、遊び方や環境設定にも配慮しています。

想像力が豊かになり、注意力や観察力も育まれ、身の回りの大人の行動や日常経験していることなどをごっこ遊びの中で再現できるようになります。

さらに、好奇心が活発になる時期でもあり「なぜ?」「どうして?」の疑問が多くなりますので、体験を通して言語活動や知識の世界が広がるように心がけています。

仲間との繋がりも強くなり、けんかも増えてきますが、感情も豊かになる中で、友だちの気持ちを察し、自分の気持ちを少し抑えたり、我慢を身に付けます。そしてその時々の気持ちを言葉にして伝える保育を大切にしています。





うみぐみ(4歳〜)のおへやと子どもの姿

全身のバランスをとる脳力が発達し、基本的な生活習慣も身に付き、身体の動きが巧みになります。

目的にむかって集団で行動し、また集団の中での自分を意識することも増え、社会性が同様に育つことに留意しながら、普段の生活の中で自然界への関心や興味を広げていき、様々なものの特性を知り、それらとの関わり方や遊びを体得できるよう心がけています。また、お部屋の環境作りなども、遊びの様子や個々の育ちに注目し、仲間の中の独りとしての自覚をもち、自主性や自律性を育むよう援助しています。




たいようぐみ(5歳〜)のおへやと子どもの姿

思考力や認識力が豊かになり自然事象や社会事象、文字などへの興味・関心も深まる時期なので、就学を意識した総合的な活動や様々な環境設定に留意し、学校生活にスムーズに適応できる援助を心がけています。

文字言語体験も、日常の保育活動と連動しながら進めています。

また、集団としてのルールや生活環境への理解を深め、一人ひとりが自分の行動に自信を持ち、いきいきと仲間の中で遊び込み・生活し様々な経験を通して就学に向けての期待を育み、不安も受け止めながら自立へと向かえるよう、努力を重ねています。